スペイン人からの生まれ変わり

私は1982年、冬、スペインのバルセロナに到着しました。
そして、成田空港で飛行機が一緒だった火星人?の奥さんを持つ、ポール・モーリア似の御主人に、すぐに連絡を取ったのです。
そして、私達は、再開することができたのです。
ポール・モーリア似の御主人は、まず私を車で、市内を案内してくれました。バルセロナの街には、アントニオ・ガウディが造った独特なマンション等が見えました。また、このバルセロナという地からインドを目指し、(本当の目的地は黄金の国ジパングであった)、結果的にアメリカ発見に繋がったというコロンブス出港の記念塔が立っていました。そして、裁判所、噴水のある素晴らしい公園等を観光した後、私を自宅へ案内してくれたのです。そこには、もちろん、今まで見たこともない宇宙的な奥さんもいました。

その奥さんは、どこかのファッション・ショウーに出しても全然おかしくない、スタイル抜群の美人中の美人でした。私から言わせてもらえば、すぐにオーソン・ウエルズのSF宇宙映画に、そのままで出演できる一流外国美人でした。
奥さんは、私に、パエリャという魚介料理を作ってくれ、御主人はワインを御馳走してくれました。
私は、この不思議な夫婦に、自分の旅行体験談や身の上話を話しました。

すると、奥さんが、私に美しい日本語で話し出したのです。

「ずっと、あなたが来るのを二人で楽しみにして待っていたのです」
「奥さん、日本語、上手ですね」
私は、軽い感じで、そう言いました。
すると、信じられない答えが返ってきたのです。

「私、九州、熊本の出身です」
「えっ!」

開いた口が塞がらないとは、このことでした。
「私の名前は、Hです。今は、スペインの夫と結婚する為に、国籍も、宗教も全て変えてしまいましたが、れっきとした日本人です」
最初は、眼の前の現実を、私は、すぐに受け入れることができませんでした。
しかし、その現実というものが、全てを証明してくれたのです。

「これはすごい。これこそ、リインカーネーションの証明だ」
私は、震えながら、そう感じました。

肉体として、この地上に生れてくると、生まれる前の事が全て潜在意識の中に沈潜してしまう為に、私達に、なぜこういう事が起きるのかということが分からなくなくなってしまうのです。
つまり、ほとんどの人が、過去のことについて、記憶喪失と同じ状態になっているのです。
なぜ、そのようになっているのかというと、せっかく新たに生まれてきて、新しい人生を送ろうとしても、過去の出来事を覚えていると、人間は過去の事柄に捉われて、新しい人生が制限されてしまうと神が判断したからです。

「それは事実だよ」
現実は、はっきりと、直接的に、総てを語りかけてくれるのです。

その後、私は高校生の時に目撃したU・F・Oのことを話しました。
すると、御主人は、その時、なぜか、名前と数との関係を私に教えてくれたのです。御主人は、数秘術の研究者のようでした。
「あなたは、何か不思議なものを持っている」
「本当ですか?」 

その御主人は、私にスピリチュアルな世界のドアーを開けてくれる存在のようでした。そして、話は、その世界のことになっていったのです。

奥さんは病院で仕事をしているナース(看護婦)ということが分かりました。
そして、私に、臨終時の体験を私に語ってくれたのです。

「私も、仕事で多くの人の死に立ち会った経験がありますが、皆、全然、怖くないようですよ」
「えぇ、それ本当ですか?」
それは臨死体験という言葉も、本も全く知らない時のことでしたので、私は非常に驚きました。

「この夫婦は、本当に不思議な人達だなぁ」
私は、宇宙的出逢いを、神に感謝しました。

私にとって、バルセロナでの再会と経験は、私にとって、人種や、国籍、宗教というものを全て超えた、人間という存在の不思議さを教えてくれた素晴らしい瞬間でした。

あの世という世界も存在します。
生まれ変わりもあります。
神様も存在します。
ただ、それが証明できないだけです。ただ、現在の科学というもので証明できないだけです。
それを目に見える形にして、人々に示すことができないだけです。
もちろん、そうした世界や存在を、科学的に解明していくということも大切なことです。しかし、科学で証明できなくても、人間には分る能力を持っているのです。
なぜならば、人間には、それについて証拠が無くても、そのことについてダイレクトに理解することができる直観的能力を持っているからです。

よく、日本人離れした顔というものがありますが、それこそ、リインカーネーション、生まれ変わりの証明です。生まれ変わりの証明は、生まれ変わりの人間そのもので示すことです。そのことが、目に見えない世界の中で実際に行われていることを、事実を持って示すことが一番の方法です。事実こそが、はっきりと私達に、そのことを直接的に物語ってくれるからです。肉体中心で生きている私達にとっては、生まれ変わりについて証明することは難しいことですが、事実をもって示すことこそ、それが実際に、それが行われていることであることの証明となるからです。 
そして、もちろん、時間はかかりますが、学術的な研究と、詳しいデータの積み重ねということも、後世の人々に繋げていく為にも重要なことです。

もし、一人一人の人間が、自分という人間の内部の秘密を知ることができたならば、それだけで、この地上世界というものが、もっと差別なく、戦争なく、貧富なく、テロなく、世界中の人々が本当に一つに連帯して、素晴らしい世界を創ることができるようになると思います。

ヨーロッパ編

中近東編

1.イスラエルへの出発
2.イスラエルでの一か月
3.ユダヤの神殿と、イスラムの聖地
4.トイレ探し大冒険 イン エジプト
5.ルクソールでの太陽の夢

アジア編

1.カラチの出来事
2.ダライ・ラマとの出逢い
3.ラダック・レー(1)マンダラ祭
4.ラダック・レー(2)出逢いと発見
5.ラダック・レー(3)事故
6.スリナガルの夢
7.サールナートの情熱(未完成)
8.聖地バラナスィ
9.フィリピンでの治療